格安SIMはなぜ安い？

格安SIMとは、スマホの中に入っている「SIMカード」を変えることで大手キャリアのまま使い続けるよりも安い料金で使える仕組みです。

例えば、今ドコモのiPhoneを使っている人は、スマホそのままで、カードを格安SIM会社のものに変えればOK。

実はとってもカンタンなのです。

 

では、何故安くできるのでしょう。

 

それは、

「1.設備を大手キャリアから借りている」

「2.web中心でショップなどの運営費を抑えている」

の大きく２点が理由になります。

 

1.設備を大手キャリアから借りている

 

格安SIMの事業者は、ドコモ/au/ソフトバンクの設備、具体的には日本全国にある基地局（アンテナ）を借りてサービスを提供しています。なので、電波の入りやすさやつながりやすさは大手キャリアと全く同じで心配いりません。

 

日本全国に基地局を設置するためには膨大な設備投資（何百億円！？）が必要になりますが、格安SIMはそれらを借りることで設備投資を抑制しているので安いと言えます。

 

2.web中心でショップなどの運営費を抑えている

また、もう一つ大きなお金がかかるのが、店舗です。

大手キャリアは全国に何千というショップが有ります。安心できるといえば安心できますが、逆に、店舗の場所代や人件費など、莫大な費用がかかっており、それが通信料金という形で我々が支払う料金に乗ってきています。

 

格安SIMでは、基本的にwebで申し込みやサポートをすることになります。

最近は格安SIMでもショップを整備しているところも増えており、私の使っているmineoでも、大阪グランフロント、名古屋大須、に加え来年２月に東京渋谷にショップを出すことになっており、安心感もありますが、それでも大手キャリアが何千というショップを持っていることに比べれば天と地です。

 

格安SIMでは、これらを効率化することで料金を安く提供できているのです。

 

よく、「安いから電波がつながりにくいのでは？」、「災害時につながらなかもしれないから不安。。。」、といった心配の声も聞きますが、全然大丈夫ですので安心してください。 ※ちなみに私のmineoでも、緊急地震速報も問題なく受信できていますのでご安心を！