【詳細比較!】LINEモバイルのカウントフリー vs mineoのフリータンク!おトクなのはどっち?
(投稿日 2017年12月20日)
格安SIMを選ぶときに、「LINEモバイル」と「mineo」どちらがよいか、迷う人は多いのではないでしょうか。
LINEモバイルには「カウントフリー」、mineoには「フリータンク」という個性的で便利な看板サービスがあります。
では、このカウントフリーとフリータンクは結局どちらがおトクなのでしょうか?
そこで、この記事では、カウントフリーとフリータンクの効果を考慮すると料金的にどちらがおトクなのか比較してみました!
LINEモバイルのカウントフリーとは
カウントフリーってこんなサービス
LINEモバイルの看板サービスである「カウントフリー」。
LINE、twitter、facebook、instagram、の4つのSNSを対象に、データ容量が消費されない(実質SNSが使い放題になる)サービス。
SNS利用がメインの人には、SNSをどれだけ使ってもデータ容量が減らないというのは嬉しいサービスですね!
でも、みなさんはSNSでどれだけデータを消費しているかご存知ですか?続いて、LINEモバイルが発表したカウントフリーになったデータ量の割合をご紹介します。
30%がカウントフリーに!?
<引用>https://mobile.line.me/event/1st-anniversary/
LINEモバイルが2017年9月に発表したデータによると、「全データ通信の30%がカウントフリー対象である」とされています。
30%もあるの!?結構すごいわね!
30%がカウントフリー対象ということは、普段3GB使っている人なら0.9GBがカウントフリーになり、実質2.1GBですむ、ということになりますね。かなりおトクです!
カウントフリーを考慮したLINEモバイルの実質料金
では、カウントフリーの効果も考慮してLINEモバイルの料金を見てみましょう。
LINEモバイルで最もポピュラーな「コミュニケーションフリープラン」の料金は以下の通りです。
▼LINEモバイルのコミュニケーションフリープランの料金表
プラン | 実質容量 | 通話付きSIM |
3GB | →4.3GB | 1,690円 |
5GB | →7.1GB | 2,220円 |
7GB | →9.9GB | 2,880円 |
10GB | →14.2GB | 3,220円 |
LINEモバイルのコミュニケーションフリープランは、3GB~10GBまでのプランがあります。
カウントフリーの効果を考慮すると、30%が容量を消費しないということは、実質使える容量は1.42倍(100%/70%)相当になり、それぞれ4.2GB~14GBの価値があると考えることができます。
mineoのフリータンクとは
フリータンクってこんなサービス
一方で、mineoの看板サービスの「フリータンク」。mineoの全ユーザーでパケットを出し入れできる共有のパケット貯蔵庫のようなユニークなサービス。
このフリータンクでは、自分の容量が足りなくなった場合、月に最大1GBまで引き出すことができます。(ただし、助け合いで成り立っているシステムなので、引き出すばかりではなく、余裕のある月はフリータンクへINするようにしましょう。)
フリータンクを考慮したmineoの実質料金
このフリータンクで引き出せる容量を考慮した、mineoの料金プランを見てみましょう。
▼mineoの料金表
プラン | フリータンク利用時 | 通話付きSIM |
3GB | →4GB | 1,690円 |
6GB | →7GB | 2,220円 |
10GB | →11GB | 3,220円 |
mineoの料金プランは500MB~30GBと幅広くありますが、ここではLINEモバイルと比較するために、3GB~10GBを抜き出して記載しています。
フリータンクから引き出した月は、通常のプランに最大+1GBすることがができます。
カウントフリーとフリータンクはどちらがおトクか比較
それではカウントフリーとフリータンクを考慮した料金を比較してみます。
①SNS利用が30%の場合
LINEモバイル | mineo | ||||
通常 | カウントフリー 考慮時 |
通話付きSIM | 通常 | フリータンク 考慮時 |
通話付きSIM |
3GB | 4.3GB | 1690 | 3GB | 4GB | 1600 |
5GB | 7.1GB | 2220 | 6GB | 7GB | 2280 |
7GB | 9.9GB | 2880 | |||
10GB | 14.2GB | 3220 | 10GB | 11GB | 3220 |
表の見方ですが、LINEモバイルはカウントフリー考慮時の数字を見ます。mineoは、通常の場合とフリータンク利用月の2パターンで見ます。
カウントフリー考慮時に使える容量は、mineoの通常プランはもとより、フリータンク活用時よりも多いといえますね。
SNSをよく使い、全通信に占める比率が30%程度ある人は、やはり LINEモバイルのカウントフリーの方がおトクになることが分かりました。
②SNS利用が10%の場合はどうなる?
一方で、SNSの利用率が10%程度しかない場合はどうなるのでしょう?
LINEモバイル | mineo | ||||
通常 | カウントフリー 考慮 |
通話付きSIM 料金 |
通常 | フリータンク 考慮 |
通話付きSIM 料金 |
3GB | 3.3GB | 1690 | 3GB | 4GB | 1600 |
5GB | 5.5GB | 2220 | 6GB | 7GB | 2280 |
7GB | 7.78B | 2880 | |||
10GB | 11.1GB | 3220 | 10GB | 11GB | 3220 |
LINEモバイルの数字がかなり変わりました。特に、LINEモバイルの5GBコースの場合は、mineoの通常プランの容量よりも少なくなります。
SNSをあまり使わない(目安として全体の10%以下)の場合は、mineoでフリータンクをうまく使いこなす方がおトクになりそうだということが分かりました。
データ通信量の内訳の確認方法
さて、ここまでSNSのデータ使用量が、という話をしてきましたが、どれくらい使っているのか分からないですよね。
実は、データ使用量のアプリごとの内訳は、スマホのメニューから簡単に確認することができます。
iPhone/androidそれぞれの確認方法を以下にまとめていますので、参考にしてみてください。
まとめ
本記事では、LINEモバイルのカウントフリーとmineoのフリータンクは、どちらがおトクなのか調べてきました。
まとめると以下の通りとなります。
自分の使い方によっておススメの格安SIMも変わってきますので、まずは自分の使い方を把握し、自分にぴったりなSIMを選ぶようにしましょう!